こんにちは。ジュリーです。
昨日、映画『哀れなるものたち』を見てきました。
Filmarksで見かけたときに、ポスターが可愛いと思って気になっていました。
そして主演が大好きな映画の『LA LA LAND』に出演していたエマ・ストーン。
これは見たい!と楽しみにしながら、後ろから3番目の席を選びました。
年配の方も結構いるなーと、これから共に映画を見る人をぐるっと見渡して、いざ上映。
ここからはネタバレ注意です⚠︎
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ベラが家の外に出てあらゆる経験をし、その学びをもって医者になることを実現した、その成長が見れたのが嬉しかったです。
かつて貧しい人々を見てショックを受け、他人のお金を与えていたベラ。
彼らを救いたいという理想にとどまらず、現実に医者になるなんて。
そして足を撃った憎むべき元夫の”命”を救うなんて。
(最後の元夫の姿があんな風になるなんて、童話みたいで笑ってしまいました。)
土地が変わって経験が増すたびに自信を持った様子の彼女がとてもかっこよかったです。
体の自由を親から奪われたゴドウィン・バクスター、
お金がなくなった後も懲りずに何度も戻ってくる(笑)ダンカン、
稼ぐ相手を自分で選ぶことが許されないベラ、
領地拡大のために暴力に囚われた元夫、
みんな不自由で”Poor”な人であるけど、可愛い人だと思いました。
そしてそんな人たちの中でもただベラを待ちそばにいてくれるマックス、、、なんということでしょう!
一番気になったキャラクターはハリーです。
現実主義すぎて、どちらかといえば理想主義な私は見ながら
「なんでそんなこというん!」と心の中で反抗していました(笑)
現実的すぎると人生つまらないだろうし、
理想的すぎると現実とのギャップを感じる時が辛いし、
どちらがいいとかはないだろうけれど、この映画で彼と出会えたことは
ベラにとっての大きなターニングポイントだっただろうなと思います。
現実を見なきゃいけないけど、理想も追求したい
遠藤さん、まさにそれです!
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映画を見終えて、近くの気になっていたカフェに寄りました。
デカフェコーヒーとしっとりした栗のパウンドケーキをゆっくりいただきました。
となりには台湾人のお客さんがコーヒーの種類を尋ねて、店員さんが英語メニューや知っている単語で応えていました。
海の外に憧れを抱くようになった時の冒険心を思い出させてくれました。